今日の裏読み、表読み(2024/06/21)

 昨晩は、ドルに買い戻しが出たが、円売りを除くと引き続き日替わり的な展開。本日は週末もあって、ポジション調整の動きにも留意して対応したい。

 経済指標としては、英6月GFK消費者信頼感調査、日本の5月全国消費者物価指数、英5月小売売上高と公共部門純借入額、仏6月企業景況感指数と製造業景況感指数、ユーロ圏各国の6月製造業とサービス業PMI・速報値、英6月製造業とサービス業PMI・速報値、加4月小売売上高、5月鉱工業製品・原料価格指数、5月生産者物価指数、米国では、6月製造業・サービス業・総合PMI・速報値、5月景気先行指標総合指数と中古住宅販売件数などが発表される。

 注目としては、日本の5月全国消費者物価指数は、強い結果が見えた場合、日銀の来月の利上げの思惑につながりそう。また、欧米では、各国の6月製造業とサービス業PMI・速報値の強弱で、一定の動きを示しそう。一方米国では、指標結果に強弱が入り混じる中、PMIに加えて、5月景気先行指標総合指数と中古住宅販売件数などが弱い結果となるなら、米長期金利の押し下げにつながりそうだ。

戦略としては、ドル円は、下値を154.55で維持して、158.94まで反発。上値は、上げ渋りを確認する必要があるが、上値は159.58や160.17が押さえるなら買いは利食い優先。売りは慎重さが必要だが、下げが甘ければ買い戻しながらの対応となる。下値は、158円ミドルから158円前後と維持では、売りは利食い優先。買いは157.92をストップ、割れても157.50-60を前に下げ止まりでは、利食い優先から買いは、割れるなら止めて156.50割れをストップに買い直し。更に割れても155.72、155.12、154.55、153.60、152.80割れを順次ストップに買い場探しとなる。

ユーロドルは、1.0602を維持して、1.0916まで反発後、1.0668まで再下落もこれを維持する形。下値は1.0668を前に、下げ渋りでは売りは利食いで、買っては割れるなら止めて、1.0624-49、1.0600割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、1.0762を前に、上げ渋りでは利食い優先で、売りは越えるなら止めて、ストップを1.0852越えとして、1.0800前後と売り直し。超えても1.0902-16、1.0943、1.0981、1.0996-98をストップに、順次売り場探しとなる。

ポンドドルは、下値を1.2300で維持して、1.2861まで反発も、再調整気味。ただ、突っ込み売りは避けたい。下値は、維持を確認しながらだが、ストップを1.2644割れとするか、1.2580割れとして買い下がり。割れても1,2503、1.2423-46、1.2300-32割れをストップに順次買い場探しとなる。上値は、1.2740を前に、上げ渋りでは買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、1.2861、1.2895、1.2996をストップに、順次売り直しとなる。

一方クロス円では、ユーロ円は、171.56まで一時上昇後、164.02まで下落もこれを維持して、170.89まで再反発も上値を抑える形。上値は、169.91-170.29が押さえると買いは利食い、売っても超えるなら止めて、170.75-89越えをストップに売り狙い。更に超えても171.56をストップに売り直し。下値は、、168.97-13を前に下げ渋りでは、売りは利食いで買いは、割れるなら止めて167.32-52をストップに買い直し。更に割れても167.32、166.74、165.64、164.02割れをストップに順次買い場探しとなる。

ポンド円は、201.62まで上値を拡大も、更なる展開とならず、上値は、201.62を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、202.15越えをストップに売り直し。下値は、200.35や200円を前に下げ渋りでは、売りは利食いで買いは、割れるなら止めて、198.93、198.40、197.21、195.05、194.49-75ゾーン、193.84-05、193円割れをストップに順次買い場探しとなる。

豪ドル円は、上値を105.91まで拡大。ただ、上値を追いは厳しく、106.00や106.50越えをストップに売り場を探したい。下値は、104.50-00が維持されると売りは利食い優先で、買い下がっても104.03-35割れをストップ。割れても103.54-60をストップに買い直し。更に割れても102.62-98、101.83、101.59、100.46割れをストップに順次買い直しとなる。

NZD円は、97.31まで上値を拡大も、上値追いは不透明。上値は、上げ渋りでは買いは利食いで、売りは97.50や98円越えをストップに売り上がる形。下値は、96.67-79を前に、下げ渋りでは売りは利食い優先。買い下がって、ストップは96.10-30割れ。割れても95.55-76、95.08-27、94.15-16、93.70、93.15-49をストップに順次押し目買いとなる。