昨晩は、ドルに売り戻しが優勢となった。FOMCの結果を受けても、日替わり的な状況だが、本日は米雇用統計が発表されることで、これが崩れるか注目したい。
経済指標としては、豪第4四半期卸売物価指数と12月投資・居住用住宅ローン、仏12月鉱工業生産と財政収支、米国では、1月雇用統計、1月ミシガン大学消費者態度指数・確報値、12月耐久財受注・改定値と製造業新規受注などが発表される。
注目は米雇用統計となるが、非農業部門雇用者数は、直近結果が強くも前月での下方修正が続いており、今週発表されたADP全米雇用報告や週間新規失業保険申請件数が弱く、弱い結果がリスクとなる。
その他週末のポジション調整の動き、株価や米長期金利の動向を睨んだ展開が続きそうだ。
戦略としては、ドル円は、上値は、147.11-46を前に上げ渋りでは利食いや売り狙い。超えても147.93-34ゾーンをストップに売り狙いで、越えるなら止めても、再度148.70-80ゾーン越えをストップに売り直し。更には149.67-75、150.00や150.78越えをストップに売り直し場を探したい。一方下値は、145.90を前に、下げ止まりでは利食いで、買いっても、割れるなら止めて、145.58、144.36、143.65や143.42を順次ストップとして、押し目買いとなるが、こういった下落では、反発があれば、しっかりと利食って置くのが無難となりそうだ。
ユーロドルは、1.1139で上値を抑えられて、調整が1.0780まで拡大。押し目は買っても、1.0780を割れるなら止めて、再度1.0723、1.0656割れをストップに買い直しとなる。上値は、1.0888を前に上げ渋りでは利食いで、売りは1.0888を越えるなら止めて、再度1.0933をストップに売場探し。超えても1.0996-98、1.1085、1.1139や1.1150越えをストップに売り直しとなる。
ポンドドルも1.2828で反発が限定されて、下落が1.2597まで拡大も、現状はこれが下値を守る形。下値は、1.2625を前に、下げ止まりでは利食いや買い下がりも、割れるなら止めて、再度1.2597をストップに買い直し。更には1.2500割れをストップに買い直しとなる。上値は、1.2751-75を前に上げ渋りでは利食いで、売ってもストップは1.2786越え。超えても1.2828、1.2885や1.2996越えをストップに売り直しとなる。
一方クロス円では、ユーロ円は、 161.86まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は、160.34を前に上げ渋りでは利食いや売り狙い。超えて160.93-17をストップ、更には161.72-86の売りは162.25越えをストップ。下値は、158.08が維持されると、売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、再度157.73、157.20、156.64などを順次ストップに、買い下がってみる形となるが、こういった下落では、反発があればしっかりと利食いながら対応したい。
ポンド円も、188.94まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は、187.60を前に上げ渋りでは利食いや売り狙い。超えるなら止めて、188.56を前に上げ渋りでは、利食いや売り狙い。売りのストップは188.91-94越え。下値は、185.23が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、184.95、184.38、182.75割れをストップの順次買い直しを検討したい。
豪ドル円は、反発が97.89まで拡大も、上値が抑えられる形。上値は、96.75-97.39を前に上げ渋りでは利食いや売り狙い。超えても97.50-70を前に利食いや売り狙い。超えて97.89-98.11ゾーン、98.55-59をストップに順次売り場探し。下値は、95.48-50を前に下げ渋りでは、利食いや買い狙い。割れるなら止めて、94.57-73、93.73割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、下値を88.64で維持して90.99まで上値を再拡大も、上値が押さえられる形。上値は90.72-99を前に上げ渋りでは利食いや売り狙い。超えても91.08や91.52をストップに順次売り場探し。下値は、89.26を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、88.47-64、87.68-85ゾーン割れをストップに順次買い直しとなる。