昨晩は、NY市場の休場で、総じて動意に薄い展開に留まったが、本日は一定の材料もあり、相場に動きが出るか注目して対応したい。
経済指標としては、豪1月ウエストパック消費者信頼感指数、日本の12月国内企業物価指数、独12月消費者物価指数・改定値、英12月雇用統計、独・ユーロ圏1月ZEW景況感調査、ECB・1年先/3年先消費者インフレ期待公表、加12月住宅着工件数と消費者物価指数、米1月NY連銀製造業景気指数などが発表される。
注目としては、独12月消費者物価指数や独・ユーロ圏1月ZEW景況感調査、ECBのインフレ期待の公表では、強弱次第で一定の動きがありそう。また、英雇用統計やカナダの指標も注意となるが、米1月NY連銀製造業景気指数は、強い見通しも例年1-3月は寒波の影響もあって、弱い米経済指標が目立つことが多いことは、留意しておきたい。
要人発言としては、ダボス会議の影響は少ないと見られるが、ベイリー英中銀総裁やウォーラーFRB理事は、早期の利下げ見通しを否定する可能性に注意しておきたい。
戦略としては、ドル円は、146.41まで反発も、更なる展開となっておらず、上値では、146.41を前に、上げ渋りでは利食いやこれをストップに売り狙い。超えても147.50や148.52-84をストップに順次売り場を探したい。売りの場合は、下げが甘ければ買い戻しながらの対応が安全そうだ。一方下値は、145円を前に下げ止まりでは利食いや買い下がりで、このストップは144.36割れ。割れても再度143.65や143.42をストップとして、押し目では買い場探し。割れても142.85、141.86、141.29、140.78、140.25割れをストップに、順次買い場を探しながら、反発ではしっかりと利食いながらの対応となる。
ユーロドルは、1.1139までまで反発も、上値を抑えられて調整が1.0877を維持して揉み合いが続いている。下値は1.0910-30を前に下げ渋りでは、利食いや買っても、割れるなら止めて、1.0877をストップに買い直し。割れても1.0864、1.0767-73割れをストップに順次買い場探しとなる。 上値は、1.0996-98が押さえると利食いで、売りもこれをストップ、超えても1.1000-50での売り狙いで、1.1085越えをストップ、更に超えても1.1139や1.1150越えをストップに売り直しとなる。
ポンドドルも1.2828で反発が限定されて、下落が1.2610まで再拡大もこれを維持する形。下値は1.2674-90をストップに、下げ止まりでは利食いや買い場探し。割れるなら止めて、再度1.2610、1.2500割れをストップに順次買い場探し。上値は、1.2786が押さえると利食いで、売りもこれをストップ。超えても1.2828、1.2885や1.2996越えをストップに売り直しとなる。
一方クロス円では、ユーロ円は、 160.18まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は、160.18を前に上げ渋りでは利食い、売り狙いもこれをストップ、超えても160.60越えをストップ、更に超えても161.77-162.25越えをストップに売り直しとなる。下値は、158.54を前に下げ渋りでは利食いで、買ってもこれを割れるなら止めて、157.73、157.20、156.64、更には156.07や155.07をストップに、順次買い下がってみる形となる。
ポンド円は、反発が186.17まで拡大も、更なる展開とならず、上値は186.17-20や186.50をストップに売場探し。下値は184.38を前に下げ渋りでは、利食いや買い狙い。割れるなら止めて、182.75割れをストップの買い直し。この場合倍返しも検討されるが、ターゲットは、182.00-38の維持では利食いで、この位置の買いは181.68割れをストップ、割れても181円割れをストップ、更には180円ミドル、180円前後、179.00-50と買い下がりで、このストップは、178.74割れとなる
豪ドル円は、反発が97.80まで拡大も、上値が抑えられる形。上値は、97.80-98.11ゾーンを前に上げ渋りでは利食いや売り狙い。超えても98.55-59をストップに順次売り場探し。下値は、96.78を前に、下げ渋りでは利食いや買い狙い。割れるなら止めて、再度96.15割れをストップ。更に割れても95.85、95.48、94.57-73、93.73割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、下値を88.64で維持して90.99まで上値を再拡大も、上値が押さえられる形。上値90.99を前に上げ渋りでは利食いや売り狙い。超えても91.08や91.52をストップに順次売り場探し。下値は、90.09を前に下げ渋りでは利食いや買いも、割れるなら止めて、ストップを89.69割れとして買い直し。割れても、89.00、88.47-64、更には87.68-85ゾーン割れをストップに順次買い直しとなる。