今日の裏読み、表読み(2023/12/22)

昨晩は、ドルの売り戻しが優勢となったが、引き続き日替わり的な状況は変わっていないことは、留意しておきたい。
 また、本日は既にクリスマス休暇を控えて、一部の市場が短縮取引になる。週末もあって、参加者の減少から、動意に薄い展開が想定されそうだ。ただ、こういったケースでは、ニュースが出た場合、荒れた動きも想定されことは、注意を残しておきたい。
 経済指標としては、日本の11月全国消費者物価指数と日銀・金融政策決定会合議事録公表、豪11月住宅ローン・民間部門貸付、英11月小売売上高、第3四半期GDP・改定値と第3四半期経常収支、仏12月消費者信頼感指数と11月卸売物価指数、加10月次GDP、米国では、11月耐久財受注、11月個人所得・消費支出、11月新築住宅販売件数と12月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値などが発表される。
 注目としては、英11月小売売上高と第3四半期GDP、米国では、11月個人所得・消費支出、11月新築住宅販売件数と12月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値など注目されるが、結果で一定の動きを示してもサプライズなければ、大きな影響はなさそうだ。

戦略としては、ドル円は、140.97まで下値を拡大もこれを維持する形。ただ、上値も重く、既に142.50や143円が押さえると売場探し。ストップは143.40越え、超えても144.10をストップ、更に144.96をストップに戻りがあれば売り狙い。141.66-79が維持されると利食いで、割れても141.43や140.97をストップに、順次買い場探しとなるが、こういった下落では、戻りが鈍ければ利食いを優先しながら対応したい。
ユーロドルは、1.1013まで再反発も、上値追いは避けたい。上値は1.1013-17越えをストップ、、超えるなら1.1065越えをストップに売り場を探したい。下値は、1.09ミドル維持では利食いや買い狙い。このストップは、1.0930割れで、割れても1.0889や1.0864割れをストップに買い下がり。更には1.0800-30での買い直しで、このストップは1.0767-73割れ。ただ、こういった下落では、反発ではしっかりと利食いながら対応したい。
ポンドドルも下値を1.2501で維持して、1.2795まで反発も、上値を押さえられ形。下値は、1.2609-12割れをストップに押し目買い、割れても1.2535-75ゾーンを買い下がって、ストップは1.2500割れとなる。上値は、1.2710-50が押さえると利食いや売り狙い。ストップは1.2762越え、超えても1.2795や1.2818越えをストップに売り直しとなる。
一方クロス円では、ユーロ円は、 158.87まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は、158.13や158.87越えをストップに売場探し。下値は、156円前後の維持では利食い優先で、買いは155.38割れをストップに買い下がり。割れるケースでも、153.85-40割れをストップ、更に153.14をストップに買い直しを検討したい。
ポンド円は、下落を178.33で維持して、184.19まで再反発も、上値を抑えられる形。早期は、179.78が維持されると買いも、割れるなら止めて、再度178.33をストップに買い場探し。上値は、既に181.11が押さえると利食いで、売りはこの位置から売り上がって、ストップは182.37越え、超えても184.19-33越えをストップに売場探しとなる。ただ、こういった反発では、下げが甘ければ、利食いを優先しながら対応したい。
豪ドル円は、反発が97.59まで拡大も、更なる展開とならず、反発でこれをストップに売り狙い。下値は、96.34が維持されると利食い、買いは96.43割れをストップに買い下がり場を探す形。割れても95.48をストップに買い直しで、更には94.57-73、93.73割れをストップに買い直しとなる。
NZD円は、90.44まで再反発も、更なる展開とならず、反発ではこれをストップに売り狙い。超えても90.91をストップに売直しとなる。下値は89.23が維持されると利食い、買いは89円前後から買い下がって、ストップは88.47割れ。更に割れても87.68-85ゾーン割れをストップに買い直しとなるが、こういった下落では、反発ではしっかりと利食いながら対応したい。