昨晩も、週末の感謝祭を控えて、ポジション調整の動きが優勢となったが、本日も木金の日米休場を前に、同様な展開が続くか考慮して対応したい。
経済指標としては、豪11月先行指数、日本の10月スーパー販売額、トルコ10月消費者信頼感指数、南ア10月消費者物価指数、英10月CBI受注動向調査、メキシコ10月小売売上高、米国では、MBA住宅ローン申請指数、週間新規失業保険申請件数、10月耐久財受注、11月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値、ユーロ圏11月消費者信頼感・速報値などが発表される。
注目としては、米週間新規失業保険申請件数や11月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値、ユーロ圏11月消費者信頼感・速報値などが焦点となるが、直近の状況からは弱い結果リスクとなりそうだ。
戦略としては、ドル円は、151.91と今年の高値を更新後、147.15まで値を下げた。ただ、突っ込み売りや上値追いは避けたい。上値は148.60-70が押さえると売り狙い。ターゲットは147.74-00、147.35-44などが維持されると利食い優先で、こういった位置では買いが検討されるが、同様に148.60-70が押さえると利食い、超えるケースでは、149.21や150.00の戻り高値を前に、上げ渋りでは利食いやこれをストップに売りも検討される。ただ、売りのターゲットは、その直前の安値維持や押しが甘ければ買い戻しながら対応したい。また、147.15を割れるケースでは、145.91割れをストップに買い直し場を探す形となる。
ユーロドルは、1.0965まで上値を拡大も、上値追いは厳しい。この位置からは、1.0965越えや1.10越えをストップに売場探し。ターゲットは、1.0900前後の動向次第で、維持されると利食いも、割れるケースからは、1.0850まで買い戻し場や買い場を探して、ストップは1.0823-32割れ。更に割れるケースでは、1.0800前後から慎重に値幅を置いて買い下がって、このストップはできれば深めの1.0693割れ。ただ、こういった買いのターゲットは、直前の戻り高値が押さえると利食い優先となる。
ポンドドルは、1.2560まで上値を拡大も、上値追いは避けたい。上値は1.2560や1.26越えをストップ、慎重に売り場探し。ターゲットは、1.25前後の維持では利食いも、割れるなら1.2445-62では利食い優先で、買いはこういった位置から1.24まで買い下がって、ストップは1.2374割れ。割れるケースでも慎重に1.23まで利食い&買い場を探して、ストップは1.2265割れ。また割れても、1.2187をストップの買い直しとなるが、こういった下落では、直前の高値が押さえると利食いを優先しながら対応したい。
一方クロス円では、ユーロ円が、164.31で上値を抑えられて、調整が161.25まで拡大。ただ、突っ込み売りは出来ず、早期はこれが維持されると買っても、割れるなら止めて、再度160.43割れをストップに買い直し。上値は、162.00-50が押さえると利食い優先、売りは162ミドルから慎重に売り場を探して、ストップは163.57-61越え。超えても164.31をストップに売り直しとなる。
ポンド円は、188.30で上値を押さえられて、下値を184.46まで拡大。上値は186.10-17が押さえると売り狙い。超えるなら止めて、再度186.80をストップ、更に超えても187.06-20ゾーン、188.01や188.30越えをストップに、売り直しとなる。下値は昨日の安値となる184.46を前に下げ渋りでは利食い優先や買い狙いだが、反発があればしっかりと利食いながら対応したい。
豪ドル円は、98.59まで上値を拡大も上値が抑えられる形。下値は96.83が維持されると買っても、割れるなら止めて、ストップを96.04-37割れとして買い直しとなる。上値は、97.31-43が押さえると利食いで、売りもこれをストップ、超えるケースでは、97.74-76、98.33や98.59をストップに売場探し。ただ、こういった売りのターゲットは、下げが甘ければ利食いを優先しながらの対応となる。NZD円は、91.20まで上値を拡大もこれが上値を抑える形。早期は89.19割れや88.93割れをストップに買い狙いから、ターゲットは、89.95-90.23ゾーンが押さえると利食い優先で、売り狙いは90.78や91.20をストップに検討する形となるが、こういった売りのターゲットは、下げが甘ければ利食いを優先しながらの対応となる。