今日の裏読み、表読み(2023/09/18)

今週は、FOMC、英中銀や日銀と金融政策決定会合が続くことで、結果次第で荒れた動きがとなるか注目したい。
 ただ、本日は、東京市場が休場であり、主だった材料もなく、総じて様子見ムードが続きそうだ。
 経済指標としては、NZ8月RBNZ非居住者国債保有比率、加8月住宅着工件数と8月鉱工業製品・原料価格指数、米9月NAHB住宅市場指数と7月対米証券投資などが発表されるが、重要な指標の発表もなく、影響はほとんどなさそうだ。
 その他引き続き米長期金利や株価の動きなども注目して対応したい。

 戦略としては、ドル円は、147.87が上値を抑え、145.91まで調整もこれを維持して、147.95まで上値を拡大も、更なる展開となっていない。引き続き上値追いは出来ず、148.50や149.00越えをストップに、慎重に売り場探し。ターゲットは、147.34-56が維持されると利食い優先で、買ってもストップは147円割れ。また割れるケースがあれば、146.00-50ゾーンでは利食いや買い下がりで、このストップは145.91を割れ。割れるケースでは、145円ミドルまで買い下がって、ストップは145.31割れとなる。ただ、こういった下落では、反発が直前の高値で抑えられるなら利食いを優先しておきたい。
 ユーロドルは、下値を1.0632まで下値を拡大。ただ、突っ込み売りは出来ず、早期は、1.0632をストップに押し目買い。割れても1.0437をストップに、慎重に買い下がりとなる。ターゲットは、1.0689が押さえると利食いや、これをストップに売り狙い。超えても1.0700-25、1.0762-69と利食いや売りで、このストップは1.0809越え。ただ、こういった売りのターゲットは、その直前の安値が維持されると利食いを優先しながら対応したい。
 ポンドドルは、一時1.2379まで下値を拡大。ただ、今週の英MPCを前に、ショート・カバーも出易く、早期は1.2368をストップ、または1.23割れをストップに買い下がりとなるが、ターゲットは、1.2446が押さえると利食いやこれをストップに売り狙い。超えても1.2512を前に上げ渋りでは利食い優先で、売り狙いは1.2588をストップ、超えても更に1.2600-20では売り直して、このストップは1.2643越えとなるが、こういった売りのターゲットは、その直前の安値が維持されると利食い優先となる。
 一方クロス円は、まちまちの展開。ユーロ円が11-14日の安値を維持して、反発も上値追いは避けたい。上値は15日の高値が押さえると利食いで、買いは11-14日の安値をストップに買い場探し。また15日の高値を超えても、13日の上値をストップに、売り直し場を探したい。また、ポンド円は、15日の安値が維持されており、これをストップに押し目は買っても、15日の高値、13-8日の高値が押さえると利食いやこれをストップに売場探し。超えても9月6日や8月31日の高値をストップに売り直しとなる。一方オージー円やNZD円は堅調な反発も上値追いは出来ずに、早期は15日の高値が押さえると売り場探しも、下げが甘ければ買い戻し、下げても9月8-12日の安値維持では利食いや買い狙いとなるが、反発ではしっかりと利食いながらの対応となる。